知っておきたいフッ素の効果と危険性

虫歯対策に効果的だと言われている「フッ素」ですが、なんとなくよさそうだから使っているという人が殆どなのではないでしょうか?

どんな理由で歯に良いのか、虫歯を減らすことができるのかなど、改めてフッ素について知っておきましょう。

ずばりフッ素の効果とは?

フッ素と聞くと、フライパンに食材がくっつかなくするフッ素樹脂加工という言葉もあるくらいなので、化学的な物質なのかな?と思いがちです。

しかし、実は食品にも含まれていて、牛乳やお茶、肉や野菜に至るまであらゆるものから取り込んでいるんです。

どんな効果があるのかというと、

・歯垢によって作り出される酸を抑える

・虫歯菌の活動を弱める

・溶けだしたカルシウムやリンの再石灰化を促してくれる

・歯の表面を固く強くしてくれる

などがあります。

中でも重要なはたらきとして挙げられるのが、“再石灰化”という部分です。

食べ物や飲み物を取ることで、歯からカルシウムやリンが溶け出してしまいます。

しかし、溶けたままではなく、自然と再生していきます。

これが再石灰化というはたらきなのです。

 

フッ素が無くても人の口の中では自然と行われていることですが、食べ物を食べる頻度が多かったり、カルシウム不足などの原因があるとうまく再石灰化が起こりません。

すると歯は弱くなってしまいますし、虫歯菌によって攻撃されやすい状態となります。

フッ素は再石灰化のスピードを速めてくれる強い味方なのです。

フッ素の注意点

歯磨き粉を使う時に、ついつい出し過ぎてしまうことがあるかと思います。

しかし、フッ素配合歯磨き粉の場合は、使用量が多ければばいいという物でもありません。

特に小さなお子さんの場合には、誤って飲む混んでしまうケースもあるため、使用量には注意しておきたいところ。

・0~2歳児1~3ミリ

・3~5歳 5ミリ

・それ以上 1センチ

 
商品によって泡が立つものや味の感じ方の違いなどはありますが、おおむねこの量を守って使っていきましょう。

歯磨きの後に口をすすぐことも重要なポイントですが、うがいができない月齢のお子さんの場合は飲みこんでしまうと危険であるので、様子をみながら無理して使わないようにしてあげてください。

危険性について

フッ素の危険性
フッ素配合の歯磨き粉やデンタルリンスを使っていくうえで、危険な点があるという報告もいくつかあります。

しかし、根も葉もないうわさが大半であったり、誇張されている部分も多いため、しっかりと情報を吟味しましょう。

飲みこむと危険

歯磨き粉を直接ゴクゴク飲むようなことがなければ、中毒症のような症状が起こることなどありません。

もちろん、食べ物ではないので故意に飲みこんでいいということでもありません。

歯磨き粉として口の中に入れるという状況の中では、とてつもない危険が伴うことは無いのです。

ガンなどの重大な病気の原因となる

実験をしてこんな結果が出た!という文章があるのですが、歯磨き粉やデンタルリンスに含まれる程度のフッ素濃度では、体の中でしっかり代謝されるため、ガンなどの大きな病気が起こる原因にはなりません。

ただし、大人は90%排出されるのに対し、子供は40%が蓄積されるので必ずしも安心!というわけではないことを頭に入れておきましょう。

障害を持った子供が産まれる

こちらも、特にフッ素との因果関係は証明されていないにもかかわらず、どこからか湧いてきた非確定なウワサです。

まとめ

フッ素には、虫歯菌を弱らせて歯を強くする効果が期待できます。

しかし、小さなお子さんの場合は歯磨き粉を飲みこんでしまうことがあるので、使う量などに注意しなければなりません。

また、最近では危険性に関する根拠のないデマも多くなってきています。

ネット上にはたくさんの情報があって、時には不安になったり、踊らされてしまう事だってあります。そういった情報を吟味して、フッ素についての正しい知識を得ていくことが、お母さんたちにできることのひとつなのです。

実際フッ素の虫歯予防はアメリカのアルミニウム産業での産業廃棄物の有効利用がはじまりです。

子供がこれから先使い続けることに不安を感じるなら、絶対的な虫歯予防効果があるわけではないので、無理して使い続ける必要はありません。

フッ素不使用の歯磨き粉も増えていますし、ブリアン歯磨き粉は虫歯菌除去成分も配合されているので、虫歯予防という点で考えるなら、他にも選択肢はあるのでしっかり考えていきましょう。

>>ブリス菌配合のブリアンとフッ素は併用できる?

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